生花ウェディングブーケ、実はとっても〇〇〇!

 ハワイ挙式アドバイス

ハワイウェディングには欠かせないブーケですが、挙式当日にならないと実物を見れないので
本物を持って初めて分かることって意外に多いんです。

朝一番にやってくる新鮮な生花ブーケ

挙式の朝一番に花嫁のお部屋にやってくるのは
ブーケを届けるフローリストさん。

※会場やホテルによってはベルデスクスタッフが出発前に届ける場合もあり。

アウラニディズニーなどは出発前に届きますが
それ以外の場所では支度前半には届いている場合が多いです。

フラワーシャワーやマイレレイなどをオーダーしていれば
一緒に届くので出発時には忘れないようにしましょう。

日本では会場で使用する物は全て会場に揃っていたので
自分達で持って行くというのをハワイに来て初めて知った時は結構衝撃でした。

日本と違ってハワイは移動型ウエディング主流になるので
ある程度の荷物はカップルと一緒に移動することになるのです。

さて、ブーケに話を戻しましょう。

お部屋に届いたブーケを見て花嫁さんは一気にテンションが上ります。

部屋中に新鮮なお花の香りが漂って
瑞々しいハワイの花たちが「いよいよ今日が始まるよ!」と語りかけて来るようで
私達スタッフもワクワク気分が盛り上がる瞬間。

そして、そっとブーケ手を伸ばし
持ち上げようとした花嫁さんが皆揃ってする反応

それは漫画にもある
「重っ‼」
なんですね。

衣装合わせ時にバランスを見るために持った造花ブーケはとても軽い

そして同じくらいの大きさの花束から想像出来る重さを想像して
ブーケを持ち上げると皆さんビックリするんです。

切り花をまとめただけの花束と違い、形を整えたりワイヤリングしたり、
その大きさからは想像できない沢山の花材がブーケには使われています。

水を含んだオアシスが土台だったり、目には見えない仕込みを含む分、実は見た目より重いんですね。

ブーケが重かった時におすすめする2つの対策

私がいつも口を酸っぱくして、花嫁に何度も声をかけるのはブーケの持ち位置です。

解説クレ
解説クレ

もっとも美しい基本位置はおへそ〜みぞおちの前です。

円形のブーケは真っ直ぐ持ちますが
クラッチなどの縦長タイプは少しどちらかに傾けましょう。

意識してないと自然に上にあがって来て、カラオケマイクのような位置になります。

少しだけ肘を曲げて持つよりも
しっかり曲げて手首の上にブーケの重心をかけた方が楽に持てるので
無意識の行動で仕方ないのですが、

この位置では胸元のドレスデザインも綺麗な場所が全て隠れてしまいます。

なのでそうなっていると感じたら下へ下へと降ろすように心掛けて下さい。

中でもオアシスに水を含んだプラスチックホルダーのブーケは重量があるので
挙式前にグローブをして持つとつるつる滑って必要以上に握力を使います。

ブーケが下を向かないように、プラスチックホルダーの上部に軽く親指を引っ掛けてみましょう

ソヒ
ソヒ

テコの原理でラクに持つことができますよ。

握力のない人は生花にこだわらず、造花にするのもひとつの手
日本にはキレイなシルクフラワーでブーケを作ってくれるサイトも沢山あります。
器用な方なら自分の理想に合わせて手作りするのもアリですね!

そして、手が疲れた時の裏技は新郎様にブーケを持ってもらうことです。

花婿がブーケ?と思うかもしれませんが
ハワイでは移動の際ご新郎様にブーケをお願いする場面が多々あります。

スタッフはお二人のお荷物や機材を持ち
花嫁さんは両手でドレスを持って移動します。

という感じで
新郎様がお花を持って歩いていてもハワイでは全く違和感がありません。

つらくなったら積極的に
「おねが〜い♡」と頼むようにしましょう。

何事も助け合いが大事ですからね。

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