日本の皆さんこんにちは!
ハワイで働くヘアメイクのクレです。
日本は現在オミクロン大流行中ですが
ハワイは先週ぐらいから既にピークを越し
日々報告される感染者数も減ってまいりました。
ちなみにオアフ島の感染者数、
約2週間前は一日約1500人でしたが
今日2月8日は488人となっています。
でもまだまだ油断できないCOVID-19
今日は私ウェディングのヘアメイクが
美容施術の際、感染防止の為に
どんな対策を行っているのかを
お話していこうと思います。
色々なP会社さんやウェディング企業さんと
契約をしていますが
各社美容師に要求する内容はほぼ同じです。
基本的に美容師(施術者)は
2度のワクチン摂取+ブースターを
受けていないとお客様を
担当させてもらえません。
Kahalaなどホテルによっては出入り関係者に
ワクチン証明の提出を義務付けている
会場もあります。
そしてホテルに入る時は
セキュリティで身分書を提示し体温チェックを受けます。
お客様のお部屋に入ったら
まず体温のチェックをさせて頂きます。
ここで発熱していると
施術することが出来ないので
皆さん健康には充分気をつけてくださいね。
ちなみに発熱と判断される体温は
会社により規定は異なりますが
大体37.5度以上となっています。
ここで美容師も検温して
自分も熱がない事をお客様に見せるのですが
自分で測って見せるという動作が
どうも間抜けな感じがして
いつも少し照れてしまうのは
私だけでしょうか…。
さて、施術が始まり
その際の美容師の手洗い消毒
マスクの着用は当然なのですが
お客様にも同じ様に
手洗いやメイク時以外でのマスク着用と
こまめなお部屋の換気はお願いしています。
個人レベルでお互い出来ることは
こんな感じでしょうか。
本来6フィート(約2メートル)以内には
近づかない方が良いのですが
今日はヘアメイクをしに来たのですから
そうも言っていられません。
なのでコロナ以降は
必要以外のお客様との会話は
極力控えさせていただいていますが
こればかりは少し寂しいなあと
私は感じています。
そしてヘアメイクで使用するクシやブラシ
メイクブラシについては1客ごとに取り替え
スポンジ、メイクチップなど破棄できる物は
極力使い捨てにしています。
この、1客ごとに消毒・取り替え
というのはコロナ以前から
ハワイ&日本両方の美容師法で
定められています。
消毒・未消毒がはっきり解るように
というルールも勿論以前からあったので
使用した物は別で分けていましたが
小物を一つずつプラスティックバックに子分けする
という所までには至っていませんでした。
結構初めは必要以上に神経質になってたので
本当に筆一本ずつ、スポンジ一個ずつを
セロファンに入れていたのですが
実際これで施術に入ると
手間もゴミも増えて仕方ないので
現在はブラシセットを買い足して
1客毎に何本かをセットにして使う様
改善しました。
しかし大型のフェイスブラシや
めったに使わない特殊なブラシなどは
何本も用意できないので
やはり1本ずつ包むことになり
どうしてもメイク終わりには
机の周りにセロファンの
小山が出来てしまうのです。
おまけに私は
肩掛けケープも使い捨てを使用しているので
施術が終わるとゴミがすごいんですが
これもお客様の健康を守る為、と感じています。
また、この使用したゴミ
規則でそのお部屋から持ち出しては
いけない事になっていますので
大変恐れ入りますが
お客様に使用した使い捨て用具は
そのお部屋のゴミ箱に破棄させて頂いてます。
どうそご了承下さいませ。
ブラシについてはまあ良いのですが
問題は使用した化粧品の消毒で
ビン類は使用後に消毒液で拭き、
パウダーは表面を削って消毒、
口紅なども触れた面は削って消毒しなくてはいけません。
これに結構手間もかかり
また、削って廃棄するので
化粧品の消耗が恐ろしく早くなります。
幸か不幸か、今の所は
お客様も少ないので
一日何人も担当する機会はありません。
その日に使った物は全て
その日に帰って消毒してしまえば
問題ないのですが
例えば一日何組も、
ましてや連続で担当するような場合は
以前のように続けて施術は出来なくなりました。
化粧品も人数分揃える
というのは不可能なので
どうしたものかしら?と考えるんですが
でもそれよりも先に
そんなに毎日忙しくなる程
お客様がハワイに戻るのはいつなのだろう…
と不安になり
まあ、それだけお客様も戻られて
景気が良くなれば
化粧品でも何でもバンバン買ってやる!
っと、少しモヤモヤっとした所で
いつもスパッと思考を止めてしまうのでした。
という訳で
日本の皆様、一日も早く
ハワイに戻ってきて下さいませm(_ _)m
首を長くしてお待ちしております。。
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