【ウェディングブーケのDIY】
ちょっと手先に器用な人なら
ブーケも自分で作ってみたくなりませんか?
結婚式は準備期間も楽しむもの
ワクワクしながらお花を束ねるのも楽しい作業です。
でもそんな造花ブーケ、頑張って作ってみたものの
本番になって
あれれ?困った…どうしよう(汗!)
とならないために
制作を始める前にこのブログを読んでみてくださいませ。
茎下の処理が甘くドレスに引っかかってしまう!
一見上手に作られたブーケ
でもそれが素人によるものなのか
プロの作品かは茎の処理を見ればわかります。
プロのフローリストさんが作ったブーケは
一番下の茎の切り口が
ドレスに引っかかったり
お嫁さんの手を傷つけることのないように
綺麗に処理が施されています。
一方素人さんが作った場合は
往々にして、花の表面や持ち手はきれいなのですが
切り口がそのままで全く処理されていません。
ひどい時は茎の芯に使われているワイヤーが飛び出ていたり
斜めに切られて尖っている場合もあります。
茎の終わりは一番ドレスに当たる部分です
シルクやレースなどドレスは繊細な素材が多いので
そんな尖ったものを何度もこすりつけると
生地がゲバゲバになったり
ひどいときには引っかかって破れてしまうことも!
切り口はちゃんとフラワーテープで巻いてね。
グルーガンで飛び出たワイヤーをくるむといいよ!
ドレスに当たる部分がなめらかになるように仕上げの最後には
必ずチェックしてね!
花がポロポロ落ちて来る!
これも同じく萼の処理をしなかったことで
よくおこります。
萼(がく)とは花と茎を結びつけている部分のことです。
造花は花部分に反しのついた茎に差し込まれており
垂直に飾ったりする程度でははずれないようになっています。
しかしブーケになると
逆さに持ったり振り回したり…
普通の造花はそんな強度に耐えるように作られていません。
下処理をしなかったせいで
式場でポロポロ花を落としまくっている花嫁さんもいます【涙】
一度落ちた花は、差し込めば戻るケースもありますが
大体は反しがバカになってしまっているので
またすぐに落ちてきてしまいます。
作成の時にお花を軽くひっぱってみてください、
結構簡単に外れることに驚くはずです。
ガッチリ止まっているバラなどは別ですが
小さなお花ほどグルーガンで花と茎を固めておきましょう。
結構めんどくさい作業だけど
大事な下処理だと思って頑張ってやってね!
小さすぎ/大きすぎてドレスとのバランスが悪い!
もし購入したドレスが手元にあるなら
ぜひバランスを比べながらブーケを作ってみて下さい。
でもレンタルなどでドレスが手元にない場合
イメージしながら作るしかありません。
このバランス、実はとっても大切なので
初めに仕上がりの大きさをしっかり認識してから
作り始めましょう!
一般的なラウンドブーケの大きさは20~22センチです。
ご自身で作られたブーケでよくあるのは
小さすぎてスカスカなので安っぽく見えるケース
これはとっても残念です。
でも造花ブーケは生花ブーケよりも
ひと回り小さくても問題ないと言われています。
また、あまり大きすぎても
ハワイまで持ってくるのは大変です。
20〜22センチ位になるように
意識しながら作ってみて下さい。
また、ブーケの大きさは
ドレスの形、装飾の量、会場によっても合う合わないがあります。
基本的な判断基準はこのような感じですので
参考にしてみて下さい。
【ドレスのタイプ】
プリンセスライン 22センチ以上〜
Aライン・スレンダーライン 20〜22センチ
【ドレス装飾】
シンプルなデザイン 22センチ〜(大きめが映える)
装飾が多い 20〜22センチ (小ぶりがスッキリまとまる)
【会場】
大聖堂など広い会場 →大きめのブーケ
チェペルなど小さな会場 →小さめのブーケ
ブートニアの存在を忘れていた!
最後にこれ!意外に多い
ブートニアの作り忘れ!
または余った花材でちゃちゃっと作ったかのような
とっても雑な仕上がり。。。
ブートニアは新郎様の顔の近くに来ますので
ブーケと同等に写真にはよく映ります。
ブーケ制作を始める前には
まずいちばん素敵なお花を一式
ブートニア用に避けておきましょう。
小さいものですが愛を込めて
花材さえ先に取り置きしておけば
作るのにはそんなに難しくないブートニアです。
また、タキシードにつけやすいようにと
安全ピンなどを仕込んで作る方もいらっしゃいますが
ブートニアは角度を見ながらピンで留めますので
安全ピンやクリップを仕込むのは不要です。
できれば太めのまち針を
2本ほど用意して頂ければ助かります。
以上4つのポイントを抑えた上で
ブーケを作って頂ければ
当日「困った!」というトラブルは防げます。
後は新婦様のセンスと手先の器用さにかかっています!
頑張って‼‼
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