先日アラモアナビーチパークのお隣
ホワイトウォールにウェディング撮影に行きました。
今日はそこで出会ったおちゃめなおじいちゃんのお話
ハワイのローカルも待っている日本人ウェディングの復活
2020年3月以降
それまで見かけない日はないほど
ビーチにあふれていたウェディングカップルの姿が
忽然と消えました。
特にアラモアナショッピングセンターの前にある
マジックアイランドからホワイトウォールまでの一帯は
時間帯によっては
数十組のウェディングカップルが波打ち際に並び
楽しそうに写真を撮る姿が見られる
ハワイの一つの風物詩となっていました。
このアラモアナビーチ一帯は
ワイキキから近く景色もきれいで
リムジンも止めやすいなど
そのロケーションの良さから
本当に多くのウェディング会社が利用していました。
コロナによるロックダウンの後
友達の美容師さんとカメラマンの3人で
ホワイトウォールに行きました。
そこには本当に誰もいなくて
ただ穏やかな波が打ち寄せる
静かなビーチがあるだけでした。
いつもカップルを座らせていた堤防に
3人で並んで腰掛けて
ドーナツとコーヒーを片手に
「1年前にはあんなに沢山カップルがいたのにね」
「本当に世の中どうなるかわからないもんだよね」と
かつて賑やかだったその光景を思い出して
各々しんみりしたのを覚えています。
それからまた時は流れ
最近は少しずつですがハワイで挙式やフォトをされる方が
戻って来はじめています。
この日も久しぶりのビーチ&挙式に
とてもワクワクしながら同行していました。
当然他のカップルなど誰もいないビーチで
私達が撮影していると
急にローカルのおじいさんが近寄ってきて
「2年ぶりにここで日本人カップルを見たぞ!
よくぞ戻ってきた!」
と嬉しそうに話しかけてくれたのです。
英語だったので
一瞬カップルはぽかんとしていましたが
通訳してあげると二人共嬉しそうな笑顔になりました。
私もカメラマンさんもとても幸せな瞬間でした。
かつて沢山のカップルがビーチを占拠していた時は
周りで泳いでいる人のじゃまになってはいけない
とか
自分たちがリラックスしてる横で
撮影してて気にならないかな…
と心配していましたが
ローカルの方も日本人カップルが帰ってきたのを
喜んでくれていると思うととても嬉しくなりました。
実はハワイは産業が少なく
多くの住民は
観光業、農業、軍関係の仕事に従事しています。
その為観光客が自分たちの生活にとって
とても大事な存在であるのが皆わかっているのです。
本当に一歩一歩ですが
毎日少しずつの変化があり
世の中が前に進んでいるのを感じています。
早く以前のように
沢山の幸せなカップルと観光客の姿で
アラモアナビーチが埋め尽くされる日を
心待ちにしています。
きっとその日はもうすぐすぐですね。
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