日本の皆さんこんにちは！
ハワイで働くヘアメイクのクレです。
準備万端で待ちに待った結婚式
その入場は皆さん緊張のピークだと思います。
今回は
緊張しすぎて起こりがちな
入場のやっちゃったケースについてのお話
人は誰しも
緊張すると早足になります。
加えて顔も下を向きがち
挙式の入場は誰しも緊張するものです。
見慣れてしまったスタッフからしてみれば
ただまっすぐ歩くだけなのに
なぜそんなに緊張してしまうのか
と思うのですが
お二人にしてみれば初めてのバージンロード
沢山の人に見つめられて
心臓はバクバクものでしょう。
そんな状態のまま扉が空いたら
中には
競歩ですか？！
というぐらいすごい勢いで牧師さんに
突っ込んで行くカップルさんがいます。
ゆっくりと近づいてくる
花嫁さんの姿を見ることで
参列者にも色んな気もちが
盛り上がって来るものなのに
すごい速さで突進してこられたら
感動も何もあったもんじゃありません。
チャペルと言われる施設のバージンロードは
大体１２メートル程度
早足で歩けば
あっという間に端まで到達してしまいます。
後ろではBGMが流れているので
曲が始まった途端入場行進が終わってしまうと
牧師さんの前で曲が終わるまで
待たなくてはいけません。
この変な「間」が本当に痛たまれない気持ちになります。
ここに来て初めてカップルの背中から
「しまった！早足になりすぎた‼
この時間どうしよう！？」
という焦りの様な物を感じる時があります。
牧師さんは慣れているのか
優しくニコニコとお二人を見つめていますが
殆ど面識のない人に至近距離から見つめられて
ただただ笑顔で微笑みを交わし合う
というのも、
日本人にしてみれば
結構きっつい時間かと思います。。
勿論入場について
挙式前のリハーサルでは説明が必ずあります。
多くの場合
バージンロードの短いチャペルでは
右足を出して揃える、左足を出して揃える
優雅なウェディングステップを
教えてくれるでしょう。
必ず歩くスピードについては説明があります。
しかし本番になると
悲しいかな
その後の指輪交換やらベールアップやらの
挙式進行で頭が一杯になり
一番最初に言われた入場の事が
飛んでしまう方が多いのです。
緊張するなというのは無理な話ですが
もう一度いいますよ！
歩くだけです、
ただ歩くだけです、
それもゆったりと優雅に、
その後のことは
牧師やコーディネーターが
うまく誘導してくれます。
だけど入場スピードについては
お二人が気をつけなければ
周りはどうすることも出来ません。
うまくやろうと思えば余分な緊張をしてしまいます。
挙式前には深呼吸して
二人で挙式を楽しみましょう、と
アイコンタクトを取りましょう。
ゆったり歩いていたら
だんだん緊張も薄らいで
周りの友達や家族の顔が見えて感動した、
という声も後からよく聞きます。
もし入場後
相手のスピードが早いと思ったら
組んでいる腕をぐっと引っ張りましょう
それで「あっ、早足になってた」
と気づくこともあるようです。
また、ご家族のエスコートで
ご入場される新婦様もいらっしゃいますが
特にお父様は緊張して早足になる方が多いようです。
（早足になるお母様は見たことがありません、不思議ですね）
お父様は「ゆっくり歩いてよ」
とお願いした所で
全く聞いてないことが多いので（笑）
その場合はさっきの
密かに腕を引っぱる対策で対応してください。
特にドレスの時は
動きをいつもより若干ゆったり目にするだけで
とても優雅に綺麗に見えます。
折角こだわって選んだドレス、
完璧なヘアメイクに身を包んでいるのですから
最後はゆったりとした動きで
貴方のドレス姿を完璧にしてくださいね。
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