日本の皆さんこんにちは!
ハワイで働くヘアメイクのクレです。
ハワイが好きな人=プルメリアが好き
というぐらいプルメリアは人気のあるお花です。
今日はそんなプルメリアについてのお話
プルメリアが結婚式向きな訳
ハワイではプルメリアは街中に咲いており
洋服のモチーフや看板のイラスト、アクセサリーに至るまで
あらゆる所で目にします。
日本の方には馴染みが無いかもしれませんが
実際に花の種類は多く
その数は何と1500〜1700種!
中にはオレンジや、ショッキングピンクのプルメリアなども含め
ハワイでも沢山の種類をあちこちで目にすることが出来ますよ。
プルメリアは女性の守り神として大切にされており
女性の魅力を引き出す力があるとして
普段から身につけたり
現地の人も結婚式のブーケや装花に取り入れるケースは多いですね。
その愛らしいまあるい形や白やピンクの色味も
ウェディングドレスに良く似合うと思います。
花言葉には「気品」「恵まれた人」
「愛情」「情熱」「日だまり」 など
正に花嫁にピッタリの要素をばっちり抑えています。
ハワイ語では Pua Melia (プア メリア)と記し
直訳すると「メリアの花」ですが
「大切な人の幸せを願う」という意味も持っています。
なんて結婚式要素の強い花なんでしょう!
これは是非ハワイウェディングに取り入れたいものですね。
しかし、実は要注意な花?
と、今迄プルメリアの良い所ばかりを褒めちぎって来ましたが
実は気をつけないといけない点がいくつかあります
まずハワイ=南国というイメージからか
ハワイは一年中暑いので、ずっと花が咲いている
と思っている方も多いようですが
厳密に言うとハワイには乾季と雨季があり
日本の冬にあたる雨季(11月後半〜3月頃)は
実は 花はほとんど咲いていません!(涙)
特にプルメリアは雨季には入手困難になるため
この時期にプルメリアのブーケをオーダーすることは
基本的に無理です。
もしこの時期にプルメリアブーケをオーダーしたら
「運良く咲いた中から何とか作れるかもしれないけど
駄目だった時の為に、第2候補 第3候補も決めておいてください」
とP会社から言われると思います。
当日にならないとブーケが決まらない、というのは
結構花嫁にとってストレスだと思うので
どうしてもプルメリアのブーケを持ちたい人は
造花のブーケを日本から持ち込みましょう。
年末年始の旅行で挙式を考え中の方はお気をつけ下さい。
逆に一番花盛りになるのは4月〜6月辺り
プルメリアやハイビスカス、シャワーツリーやブーゲンビリアなどが
あちこちに溢れんばかりに咲いています。
フォトツアー等でお花のある風景で撮影したい方は
この時期に来ることをオススメします。
プルメリアの樹液には毒がある
これもまた、中々周知されていない事実ですが
プルメリアの樹液には毒があります。
目や皮膚などに白い樹液がついた場合は
すぐに水で洗い流しましょう
口に入れてしまった場合は
嘔吐、ひどい場合は心臓麻痺を引き起こすとも言われています。
よくレストランでお料理やカクテルの横に花が添えられていますが
プルメリアが添えられることは絶対にありません。
以前、それを知らない日本から来たコーディネーターが
ウェディングケーキにプルメリアを沢山飾り付けて出してしまい
後で大変なことになったと聞いたことがあります。
また、日本のグラビアでモデルさんが
プルメリアを口にくわえて撮影している写真を見たことがありますが
怖いことするなあ、と正直思いました。
勿論、加工されたブーケやレイ
落ちている花びらなどにそんな毒性はありません。
安心して触ったり、髪につけたりしても大丈夫です。
但し、口には絶対に入れないこと!
これだけは覚えておきましょう。
皆さん大好きなプルメリア
これについてはまだまだ話題はつきません。
続きは 意外に知らないプルメリアの秘密〜その2 を御覧ください!
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